「宿題が多すぎて何から手をつければいいかわからない」というのは、多くのご家庭で聞かれる悩みです。この動画では、大きな目標や課題を小さく分解し、行動に移すための考え方を紹介しています。

実はこの「分解する力」、プログラミング学習の中で自然に鍛えられる力でもあります。

今日から使える4つのステップと、教室での気づきをまとめました。

「大きな問題」の前で手が止まってしまう理由

宿題や自由研究のように範囲が広い課題に向き合うと、多くの子が最初の一歩で固まってしまいます。

これは意欲の問題ではなく、脳の仕組みによるものです。

人は一度に処理する情報量が多すぎると、考えること自体が止まってしまいます。

パソコンも同じで、重い処理を一気に走らせるとフリーズしたり、動作が不安定になったりします。

だからこそ、大きな課題は最初から小さく区切って扱う必要があるのです。

家庭でできる「分解する力」を育てる4つのステップ

まず最初にやることは、頭の中にある課題を紙に書き出すことです。

「テストで良い点を取りたい」「自由研究を仕上げたい」など、ぼんやりした目標を言葉にするだけで、扱いやすい形に変xわります。

次に、その課題を5つ程度の中くらいの作業に分けます。

テストであれば、苦手な単元を見つける、教科書を読み直す、問題を解く、間違えた問題をやり直す、前日に復習するといった具合です。

さらに、それぞれの作業をもう一段階細かくしていきます。

「苦手な単元を見つける」であれば、前回のテストを見直す、間違えた問題に印をつける、同じ種類のミスをまとめる、といったところまで分けると、今すぐ着手できる行動が見えてきます。

最後は、一番小さい行動から取りかかり、終わったら紙にチェックを入れることです。

この「できた」の積み重ねが、次の行動への抵抗感を減らしていきます。5分で終わる作業から始めるだけで、動き出すまでのハードルはぐっと下がります。

分解をしていく際に気をつけたいのは、最初から完璧な分け方を目指さないことです。

分け方が多少雑でも、実際に手を動かしてみると、足りない部分や逆に細かすぎた部分が見えてきます。

書き出す、動かしてみる、直すという流れ自体が、プログラミングの進め方とよく似ています。

プログラミングで「分解する力」が自然に鍛えられる理由

教室で子どもたちを見ていて感じるのは、プログラミングそのものが「分解の練習」になっているということです。

1つのゲームや作品を作るときも、いきなり全体を組み立てることはできません。

キャラクターを動かす、弾を出す、敵を動かす、当たったら消える、スコアを表示する、というように機能ごとに分けて、1つずつ形にしていきます。

小学生が最初に触れるプログラミング言語として代表的なのがScratchです。

ブロックを組み合わせて動きを作る仕組みなので、大きな作品を小さな部品の組み合わせとして捉える感覚が、遊びながら身についていきます。

小学生の習い事としてプログラミングを検討する保護者の方が増えている背景には、こうした考え方が勉強や日常生活にもつながる点があります。

プログラメイクでも、目の前の作品作りに取り組むうちに、自分の課題を整理して進められる子が増えていく様子がよく見られます。

プログラミング教室を探しているご家庭からも、こうした考え方の違いについてご相談をいただくことがあります。

保護者からよく寄せられる質問

Q. うちの子はすぐに「無理」と言って諦めてしまいます…。
課題が大きく見えているだけということがよくあります。目の前の作業を5分で終わる大きさまで小さくしてあげると、「これならできそう」という反応に変わることが多いです。

Q. Scratchはいつから始めるのがよいですか
文字の読み書きに慣れてきた小学校低学年頃から始めやすい教材です。ブロックを組み合わせるだけで動きを確認できるので、失敗してもすぐにやり直せる点が、分解して試す習慣づくりに向いています。

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