今回は ビスケット(Viscuit)で動くアニメーションを作っていきます!

前回は「ビスケットの基本の使い方」を紹介しましたが、今回は一歩進めて、
「実際にどんな作品が作れるの?」
というところを、超かんたんなアニメ制作で体験していきます。

ビスケットは、年中さんくらいからでも取り組める超やさしいプログラミングアプリ。
だから今回の作り方も、プログラミングが初めての子でも大丈夫です。

小さなお子さんの「はじめてのプログラミング」に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

結論まとめ
  • ビスケットは「メガネ」で絵の変化や動きを作れる
  • アニメは パラパラ漫画の考え方で作れる(絵を少しずつ変える)
  • 1枚目→2枚目→1枚目…の切り替えで「歩いてる」ように見せられる
  • 3枚に増やすと、よりアニメっぽく滑らかになる
  • 複数キャラ(人・車)を使えば「ぶつかりそう→避ける」みたいな動きも作れる
  • うまく動かない時は「その状況用のパターンを作る」が解決策になる

まずは「おもちゃ箱」から新規作成しよう

ビスケットを開いたら、おもちゃ箱から「新規作成」。
ここが毎回のスタート地点です。

棒人間を描いて、動く準備をする

① 1枚目の棒人間を描く

鉛筆マークでお絵描き画面に入り、棒人間を描きます。
描けたら丸印で戻ります。

② 同じ棒人間をなぞって2枚目を作る

もう一度鉛筆マークを押して、さっき描いた棒人間をタッチすると「影」が出ます。
頭と体はなぞって同じ形にしつつ、手の向きだけ少し変える
これが「動き」を作る第一歩です。

この影をなぞる機能があるから、小さい子でもパラパラ漫画が作りやすいんですよね。

メガネで「1枚目→2枚目」に変える

ステージに最初の棒人間を置いたら、いよいよビスケットの本番「メガネ」です。

ビスケットのメガネは、
左の絵が右の絵に変わる
という意味でした。

  • 左に1枚目
  • 右に2枚目

これで、ステージ上の棒人間が「1枚目→2枚目」に変わります。

逆のメガネも作ると「歩いてる」みたいに見える

次に、逆のメガネも作ります。

  • 左に2枚目
  • 右に1枚目

これで
1→2→1→2→…
と切り替わるので、パラパラ漫画みたいに動いて「歩いてるっぽく」見えます。


さらに3枚にすると、アニメっぽさが上がる

もっとアニメっぽくしたい場合は、棒人間をもう1パターン増やします。

  • 1→2
  • 2→3
  • 3→1

このループにすると
1→2→3→1→…
になって、動きがより自然になります。
「2枚より3枚の方がアニメっぽい」っていうのは、ここで体感できます。

車を動かしてミニストーリーを作る

次は車を描いて、ステージに置きます。

車を動かすメガネは、絵を 影からずらすことで作れます。
影からずらした方向に動くので、今回は横にずらして「横移動」にします。

「ぶつかりそう→避ける」を作る

棒人間が歩いて、車が走っていると…
このままだと「危ない!」ってなりますよね。

そこで、
ぶつかりそうになったら、お互いがふっと離れる
という動きを作ります。

やり方は、

  • 左側に「近づいてる状態(人+車)」
  • 右側に「人は下へずらす」「車は上へずらす」
    という感じで置いて、条件がそろった時に離れるようにします。

うまく発動しない?原因は「棒人間が3種類あるから」

ここがつまずきポイント。
棒人間が3パターンある場合、ぶつかり判定が「1枚目の状態」でしか作ってないと、
2枚目・3枚目の時に同じ状況にならず、メガネがスルーされます。

解決策:パターン分作る

  • 2枚目の棒人間版でも「避ける」
  • 3枚目の棒人間版でも「避ける」

つまり、絵が違うなら、その分だけ条件を用意する
これをやると、ちゃんと避ける動きが発動します。

作品はどんどん広げられる

今回作ったのはミニアニメですが、考え方は同じです。

  • 絵を少しずつ変える(パラパラ漫画)
  • 状況に応じて変化させる(メガネ)

この積み重ねで、ストーリーのあるアニメも作れます。
例えば桃太郎みたいに「登場人物が動いて、場面が変わる」作品も十分作れます。

動画解説も要チェック

この記事でも流れは分かりますが、ビスケットは「置き方の感覚」が命です。
特に

  • 影のなぞり方
  • メガネの左右にどう置くか
  • ずらし方でどう動くか
  • ぶつかり判定が発動する瞬間

は、動画で見た方がすぐ真似できます。

まとめ

ビスケットでは、絵を少しずつ変えていくことで パラパラ漫画みたいなアニメが作れます。
「1→2→1」でも動きますし、「1→2→3→1」にするとさらにアニメっぽくなります。

そして、こうした“順番に変化させる”考え方は、まさにプログラミング的思考です。
「何がどうなったら、どう動く?」を順々に考えることで、遊びながら思考力が育ちます。

当教室でも、年齢や興味に合わせてビスケットから始めて、Scratchへ自然にステップアップできるようにサポートしています。