今回は、Scratchをやると必ず出てくる概念「変数(へんすう)」についてお話します。
「変数って、なんか難しそう…」と思われがちなんですが、実はかなり身近です。学校で「x=3」みたいな式を見たことがある方もいるかもしれませんが、まだ習っていないお子さんでも大丈夫。
この記事では、家の中にある「変数っぽいもの」を探しながら、スッと理解できるようにまとめます。
- 変数はひとことで言うと、名前のついた箱
- 箱の中には、数や文字など、いろいろな「値」を入れられる
- 中身が変わるもの(卵の数、テレビのチャンネル、お風呂の温度など)は変数にできる
- 逆に、中身が変えられないもの(ドアの大きさなど)は変数に向かない
- 変数の名前は「制限時間」「得点」など、意味が分かる名前にすると上達が早い
変数ってなに?いちばん分かりやすいイメージは「箱」
変数を理解するコツは、難しい言葉よりも イメージです。
変数は、ずばり「箱」だと思ってください。しかも、ただの箱ではなく “名前がついた箱” です。
箱は開けて中に物を入れたり、取り出したりできますよね。
変数も同じで、箱の中に「値(あたい)」を入れて、その中身を後から変えられます。ここが最大の特徴です。

冷蔵庫で考えると超わかる!
家の中でいちばんイメージしやすいのが、冷蔵庫です。
たとえば卵が6個あったとすると、
- 変数(卵)=6
というふうに考えられます。
そして卵を1個使ったら?
- 変数(卵)=5
になります。
家の中で見つける”変数になれるもの”
変数にできるかどうかの判断は簡単で、中身(値)が変えられるかです。
変数になれる例
- お風呂の温度:38、39、40、41、42…と変えられる
- テレビのチャンネル:4、5、6…と切り替えられる
- 冷蔵庫の卵の数:使ったり買ったりで変わる
どれも「今の値がいくつか」が変わるものです。
変数になりにくい例
- ドアの大きさ:基本的に固定で変えられない
このように「変えられないもの」は変数のイメージからは外れます。
Scratchで変数が大活躍する理由
Scratchでは、ゲームやアニメを作るときに変数がめちゃくちゃ出てきます。
たとえば、
- 得点(スコア)
- 制限時間
- レベル
- アイテムの数
- プレイヤーのHP
こういう「途中で数字が変わるもの」は、変数にしておくと管理が簡単です。
しかもScratchだけじゃなく、大人が使うJavaScriptやPythonなどのテキストプログラミングでも、変数は必ず登場します。
なので、Scratchで変数の感覚をつかんでおくと、次のステップにもつながりやすいです。
変数の名前は「分かりやすさ」が命
変数は「名前つきの箱」なので、名前が分かりにくいと自分でも迷子になります。
おすすめは「見ただけで意味が分かる名前」。
例:
- 制限時間
- 得点
- 速さ
- 名前
こうしておくと、プログラムを見返したときも理解しやすくなります。

たまに「cfvghijkkvcfnghvjhklvghjhkjlk」みたいな適当な名前をつける人がいますが、これはNG!!
普段から適切な名前を付けるクセをつけましょう!
動画で詳しく紹介しています
この記事で「変数=箱」という考え方はつかめますが、動画では実物の“箱”や身近な例を使ってテンポよく説明しているので、初めての子でもスッと入りやすいです。
親子で一緒に見ると、「じゃあ家の中で変数探ししてみよう!」って流れにもなりやすいのでぜひご覧ください。
まとめ
変数は、プログラミングの基本中の基本。
でも難しいものではなく、「名前のついた箱で、中身が変わるもの」と考えるだけで、一気に身近になります。
卵の数、お風呂の温度、テレビのチャンネル…家の中にも変数のヒントはたくさんあります。
当教室では、こういった「イメージで理解する説明」を大切にしながら、Scratchでゲームや作品づくりを進めています。
「うちの子、理解できるかな?」「楽しく続けられるかな?」という方は、ぜひ体験会で雰囲気を見てみてくださいね。
