最近「非認知能力(ひにんちのうりょく)」という言葉、聞く機会が増えてきましたよね。

「なんとなく大事そうだけど、結局なに?」と思っている保護者の方も多いと思います。

実はこの非認知能力、幼稚園〜小学校の時期に特に伸びやすいと言われています。

しかも、学力だけでは測れない“これからの時代に必要な力”とも深く関係します。


今回は、非認知能力とは何か、なぜ幼少期に伸びるのか、そして大人ができるサポートを分かりやすくまとめます。

結論まとめ
  • 非認知能力は、テストの点数や偏差値では測れない「生きる力」
  • 幼稚園〜小学校時代は、社会性・遊び・環境変化を通して伸びやすい
  • 大人は「挑戦の機会」「感情を言葉にするサポート」「成功と失敗のバランス」「共感と対話」で後押しできる
  • 非認知能力が育つと、将来の人間関係や仕事での活躍にもつながりやすい

非認知能力とは?認知能力との違い

非認知能力とは、テストの点数や偏差値のように数字で測れない力のことです。
学校の教科(国語・算数・理科・社会・英語など)は、点数化しやすいので「認知能力」と呼ばれます。

一方で、非認知能力は点数では表しにくいけれど、子どもの将来にとってとても大切な土台になります。

非認知能力の例

たとえば、こんな力が含まれます。

  • 粘り強さ、忍耐力
  • 論理的思考力、問題解決力
  • 想像力、発想力
  • コミュニケーション力
  • 自己制御(気持ちや行動を調整する力)

「勉強ができるかどうか」だけでなく、やり切る力・人と関わる力・気持ちを整える力など、日々の生活の中でじわじわ効いてくる力ですね。

なぜ幼稚園〜小学校で伸びやすいの?理由は3つ

非認知能力が伸びやすいと言われる理由は、大きく3つあります。

1. 社会性が発達する時期だから

幼稚園や学校は、家族以外の人と本格的に関わる最初の場になりやすいです。
協力したり、ぶつかったり、謝ったり、許したり、「ありがとう」を言ったり。

こうした経験の積み重ねが、社会性を育てます。

2. 遊びの中で学べるから

子どもにとって「遊び」は、ただの暇つぶしではありません。遊びの中で、

  • 役割分担を決める
  • ルールを作る
  • トラブルが起きたら解決策を考える
    といった経験を自然にしています。

たとえば“おままごと”でも、お母さん役・お父さん役・子ども役を決めて、会話を作って…と、想像力やコミュニケーション力が育ちます。

3. 環境への対応力が高い時期だから

幼児〜小学生は、環境の変化への適応力が高い時期です。

新しいルール、新しい友だち、新しいやり方に柔軟に慣れていく力が、非認知能力の成長を後押しします。

大人・親ができるサポート4つ

「じゃあ親は何をすればいいの?」となりますよね。

ここからは、今日からできる関わり方を4つ紹介します。

1. 挑戦する機会をつくる

簡単に成功できることだけだと、成長はゆるやかになりがちです。
おすすめは、“ちょっと難しいけどギリいけそう”な課題。


このラインを経験すると、粘り強さや達成感が育ちやすくなります。

2. 感情を言葉にするサポートをする

子どもが泣いているとき、つい「なんで泣くの!」と言いたくなること、ありますよね…。
でもここで一歩だけ踏みとどまって、
「今どんな気持ち?」
「悲しい?悔しい?しんどい?」
と聞いてあげるだけで、子どもは“自分の気持ちを理解する力”が育ちます。

教室でも、タイピング練習などで悔しくて泣く子がいます。そんなときは、落ち着くのを待ってから「どんな気持ちだった?」と聞きます。
悲しいのか、悔しいのか、やめたいのか。言葉にできると、次の一歩(じゃあどうする?)につながりやすいんです。

3. 成功体験と失敗体験をバランスよく

成功体験は自信や自己肯定感につながります。

でも成功ばかりだと、自信過剰になってしまうことも。


一方、失敗体験は「じゃあ次どうする?」と考えることで、問題解決力を育てます。

たとえば検定試験。
合格すれば自信になるし、不合格なら「次に受かるために何を変える?」を一緒に考えるチャンスになります。
どちらも大事な経験ですね!

4. 共感と対話

共感を示すことで、安心感と信頼感が育ちます。
「共感って難しい…」という方は、まずはオウム返しでOKです。
「今日〇〇したんだ」→「〇〇したんだ」
「めっちゃ嬉しかった」→「めっちゃ嬉しかったんだ」

これだけでも「ちゃんと聞いてもらえた」が伝わります。

動画で

この記事では内容を整理しましたが、動画ではわかりやすくテンポよく紹介しています。

特に「子どもが泣いたときの声かけ」などは、文章よりもニュアンスが伝わりやすいと思いますのでぜひご覧ください!


まとめ

非認知能力は、点数では測れないけれど、子どもの将来の幸せや活躍に深く関わる力です。

そして幼稚園〜小学校の時期は、社会性・遊び・環境への適応を通して、特に伸びやすいタイミング。

だからこそ、大人が成長を後押ししてあげるのが大切です。

当教室でも、プログラミング学習を通して「できた!」を積み重ねながら、粘り強さや問題解決力などの非認知能力が育つ関わり方を大事にしています。
「うちの子に合う学び方を知りたい」「まずは教室の雰囲気を見たい」という方は、体験会で気軽に試してみてくださいね。