はじめに
2020年度から小学校でのプログラミング教育が必修化され、ご家庭でもScratch(スクラッチ)に触れるお子様が増えています。「キャラクターを動かすことはできるけれど、思い通りに止めることができない」「ゲームの終わり方がわからない」といった壁にぶつかっているお子様も多いのではないでしょうか。
実は、プログラミングにおいて「動かす」ことと同じくらい大切なのが「止める」という制御です。
今回、当教室の教室長「ぴょろ先生」が、初心者の方でも直感的に理解できる「止める」ブロックの使い分けについて動画で詳しく解説しました。
この記事では、その要点を整理してご紹介します。
「止める」ブロックは3種類!使い分けが上達の鍵
Scratchの「制御」カテゴリーにある「止める」ブロックには、以下の3つの選択肢があります。
- 全てを止める:プロジェクト全体の動きを完全にストップさせます。
- このスクリプトを止める:そのブロックが含まれる一連の命令だけを止めます。
- スプライトの他のスクリプトを止める:同じキャラクター内の「別の」命令を止めます。
これらを正しく選べるようになると、ゲーム制作の幅がぐんと広がり、お子様の論理的思考力も養われます。

プログラミングの質が変わる「止める」の深い世界
なぜ「止める」ブロックが重要なのか?
プログラミングは、コンピュータに細かな指示を与える作業です。
「ずっと動く」という指示を出したままにしておくと、コンピュータはずっとその処理を続けてしまい、思ったような演出ができなかったり、動作が重くなったりする原因になります。
「もし端に触れたら止める」「ゲームオーバーになったら全てを止める」といった条件分岐と組み合わせることで、お子様は「何が起きたら、どうなってほしいか」という論理的な道筋を立てる練習ができるようになります。
1. ゲームの終了に必須!「全てを止める」
「全てを止める」は、文字通り全てのプログラムを停止させます。
例えば、迷路ゲームでゴールに着いた時や、アクションゲームで敵に当たってしまった時など、「ゲームそのものを終わらせたい」場面で使用します。

2. 特定の動きだけを制限する「このスクリプトを止める」
お子様が一番迷いやすいのが、「このスクリプトを止める」の使い方です。
一つのキャラクター(スプライト)には、「歩く」「色を変える」「音を鳴らす」など、複数の命令が同時に書かれていることがあります。
「このスクリプトを止める」を使うと、他の動きは継続させたまま、特定の処理だけを終了させることができます。
動画では、キャラクターが足踏み(コスチューム変更)を続けながら、移動だけを止める実演を行っています。


「一部だけを止める」制御ができるようになると、より複雑で自然な動きを表現できるようになりますよ!
3. 高度な制御を実現!「スプライトの他のスクリプトを止める」
少し応用編となるのが「スプライトの他のスクリプトを止める」です。
これは、「今動いているこの命令だけは残して、それ以外の命令を全てキャンセルしたい」という時に使います。
例えば、「攻撃ボタンを押した瞬間だけ、それまでの歩行アニメーションを全て止めて、攻撃のポーズに集中させる」といった高度な演出が可能になります。
動画の解説にある通り、他のスプライト(キャラクター)には影響を与えず、自分自身の制御だけに集中できるというメリットがあります。

動画で視覚的に「動き」の違いを理解しよう
実際のScratch画面で「どう動くか」をその目で確かめると、お子様の理解をグッと高められます。
ぜひ、お子様と一緒に動画を見ながら、実際にScratchを操作してみてくださいね!
まとめ:小さな「止める」が、大きな自信につながる
「プログラムが止まらない!」という悩みは、多くの子どもたちが最初に経験するトラブルの一つです。
しかし、今回ご紹介した3つのブロックを使い分けられるようになれば、それはもう立派なプログラマーの第一歩!
プログラミング教室では、こうした基礎の一つひとつを「なぜそうなるのか」という仕組みから丁寧に指導しています。
お子様が「できた!」という喜びを積み重ねることで、論理的思考力だけでなく、問題解決能力や創造力も自然と育まれていきます。
まずは動画を見て、ご自宅でのプログラミング学習のヒントにしてみてください。
もし分からないことがあれば、動画のコメント欄や当教室までお気軽にご相談ください✨

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